1,000年も続く京都の祇園祭は東京の神田祭、大阪の天神祭に並ぶ日本三大祭りの一つ。
今回は、
・京都祇園祭2018の日程とスケジュール
・祇園祭とは?見どころと混雑のピークは?
・祇園祭楽しみ方と注意点
をご紹介します。
京都祇園祭2018の日程とスケジュール
京都の夏の主役!祇園祭は7月1日〜31日の1ヶ月間にも及ぶお祭りなんです。
京都の夏の風物詩ともいえる祇園祭。
コンチキチン♪と祇園囃子の音色が聞こえてくる宵山、きらびやかな山鉾が大通りを練り歩く山鉾巡行などさまざまな行事、神行、イベントが目白押し!
見どころは数多くありますが、メインはやはり宵山と山鉾巡行。
49年ぶりに2014年から後祭が復活。
祇園祭の日程・スケジュール
7月1日
吉符入り各【各山鉾町】:会所に囃子方や役員が集まり、祭りの無事を祈願。
7月2日
くじ取り式【京都市役所】:くじ取らず以外の24基の巡行順をくじで決める。
7月10日
お迎え提灯【八坂神社氏子区内】:神興洗式の神興を迎えるため、提灯行列が八坂神社へ。
神輿洗式【四条大橋】:神幸祭で担がれる神興の1基を鴨川の水で清める。
7月12日
曵き初め【各山鉾町】:組み立てた山鉾を試し曵き。
7月14日
前祭宵山*
屏風祭り
7月17日
前祭山鉾巡行*
神幸祭【八坂神社〜四条御旅所】:御霊を移した神輿が八坂神社から四条御旅所へ
7月20日
曵き初め【各山鉾町】
7月21日
後祭宵山*
屏風祭
7月24日
後祭山鉾巡行*
花傘巡行【八坂神社〜市役所前〜八坂神社】:花傘を被った女性や花街の芸舞子が八坂神社から巡行
還幸祭:神輿が四条御旅所から八坂神社へ。
7月31日
疫神社夏越祭【八坂神社】:八坂神社に設けられた茅の輪をくぐって無病息災を祈る。
*別途記載
祇園祭とは?見どころと混雑のピークは?
◆祇園祭って何?
1ヶ月の間続く『八坂神社』のお祭りです。
◆なんのためのお祭り?
八坂神社の祭神に厄除けをするお祭りです。山鉾はもともと神興の通る道を浄める役割があり、今でも17日の神幸祭に先駆けて前祭巡行が、24日の還幸祭の前に後祭巡行があり、厄よけのための風習が残っているんです。
◆どこで開催されているの?
広範囲にわたって開催されている祇園祭。
祇園祭の見どころ
祇園祭メインイベントでもある前後祭の宵山と山鉾巡行!
しっかり観るなら有料観覧席がおすすめ!
前祭・後祭それぞれの日程で御池通に設置される有料観覧席。全席指定なので、ゆっくり座って巡行を楽しむことができます。
座席に限りがあるので、なるべく早い予約が◎。
平成30年6月5日(火)に祇園前祭(7月17日)と祇園後祭(7月24日)の有料観覧席が発売になります。
公式サイトよりご確認ください。
東京駅にある『京都館みやこ会』の会員入会(年会費500円)で割引価格で購入できます!
1枚3,180円が2,862円となります。
複数購入の場合は断然お得です!
●京都館みやこ会
*直接行って入会手続きが必要です!
生ではないが全て観れるのはネット配信
KBS京都テレビやインターネット動画配信サイトなどを利用する方法も!自宅にいながら山鉾巡行がゆっくりと観ることが出来ます。
生の迫力はないものの細かいところまでみれるのはネット配信ならでは。
祇園祭混雑のピーク
前祭の宵山では約700件の露店が立ち並ぶこともあって一気にお祭り熱が上がり、混雑のピークも前祭の宵山〜山鉾巡行あたり。
後祭の宵山には露店が出ないので、前祭と比べると、比較的人が少なく、落ち着いて見ることができます。
祇園祭楽しみ方と注意点
祇園祭の楽しみ方
楽しみ方のひとつとして各山鉾町へ山鉾を見に行くこと。
出典:http://www.otomenokyoto.com/
◆御朱印集め
各山鉾町の会所には御朱印置き場が設置されている。
近年人気の御朱印!全てコンプリートしたいところ!
◆宵山グルメ
前祭には屋台が立ち並び、そこでしか食べれない限定グルメもあり、売り切れが出てしまうそうなのでお目当てのものは早めが◎。
◆稚児(ちご)
古来、船鉾以外は生稚児が乗っていたが、今は長刀鉾のみ
◆粽(ちまき)
笹の葉で作られた厄除けのお守り。1年間玄関先に飾られる。
◆鱧(はも)
祇園祭は鱧祭とも呼ばれる。
◆鯖寿司(さばずし)
祭りの日にごちそうとして食べる。
祇園祭での注意点!
⚠とにかくめちゃくちゃ暑いので、水分補給は必ずしましょう!
うちわや扇子を持っていくと良いです。
●暑さ対策はOK?夏の暑い外にでかける時に注意したい熱中症と予防法
⚠山鉾巡行の日は交通規制が行われるため、バスは使わずに電車や徒歩で移動しましょう!
⚠宵山と山鉾巡行は混雑は必至です。動きやすい格好と荷物は極力少なめで、貴重品は肌身離さないようにしましょう!
京都祇園祭2018の日程と見どころは?混雑ピークはいつ?楽しみ方と注意点のまとめ
京都の祇園祭は世界に誇る日本三大祭りのひとつでもあり、盛り上がること間違いなしです!人が多くて混雑はしますが、浴衣を着て行くことにもぜひトライしてくださいね!きっといい思い出になりますよ!
京都には観光名所が数えられないくらいあるので、余裕があればそちらも回りたいところです。しかし京都の夏の主役は祇園祭です!お忘れなく〜
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