出典:https://www.kyokanko.or.jp/okuribi/index.html
五山送り火は京都にお盆の終わりを告げる夏の風物詩。
山々に順に炎が灯され、1時間も経たずに消えていく。夜空にゆれる幻想的な炎を、ベストスポットで鑑賞しよう!
●五山送り火の日程・時間・場所
●どの山を見る?送り火鑑賞スポット
●五山送り火とは?どうやって楽しむ?
を紹介します。
五山送り火の日程・時間・場所
五山送り火の開催日は毎年8月16日です。
料金:観覧無料
時間:20時〜
問い合わせ:京都市観光協会
☎:075-213-1717
20:00 大文字(だいもんじ)
【東山如意ヶ嶽(ひがしやまにょいがたけ)】
五山送り火の代名詞的存在として広く知られている。
20時になると同時に、全75基の火床から炎が上がる。大きさは五山の中で最大。
よく見える場所:賀茂川(鴨川)堤防
20:05 妙法(みょうほう)
【妙:松ヶ崎西山(まつがさきにしやま)法:松ヶ崎東山(まつがさきひがしやま)】
「南無妙法蓮華経」に由来。2つの山が同時に点火する。火が消えた後に行う涌泉寺での題目踊りも必見。
よく見える場所:【妙】北山通(ノートルダム女学院附近)【法】高野川堤防(高野橋北)
20:10 船形(ふなかた)
【西賀茂船山(にしがもふなやま)】
京都北西の西賀茂に位置する。山麓の西方寺の鐘を合図に点火される。火が消えた後に行われる西方寺での六斎念仏も名物。
よく見える場所:北山通(北山大橋から北西)
20:15 左大文字(ひだりだいもんじ)
【大北山左大文字山(おおきたやまひだりだいもんじやま)】
東山の大文字に対して、京都市内の左側(西側)にある。直径20cm、長さ3mの大松明が担がれ山上まで運ばれる様子は必見。
よく見える場所:西大路通(西院~金閣寺)
20:20 鳥居形(とりいがた)
【嵯峨鳥居本曼荼羅山(さがとりいもとまんだらやま)】
松明に火をつけてから、鳥居の形に配置するのが鳥居形だけの特徴。麓にある広沢池では、点火と同時に灯籠流しが行われ幻想的。
よく見える場所:松尾橋・広沢の池など
どの山を見る?送り火鑑賞スポット
🔥船岡山(ふなおかやま)
見られる山:『大』『妙』『法』『船』『左』
山頂の広場から左大文字、船形、山頂から北西に降りた広場からは大文字、妙法が見える。
🚌:市バス停船岡山からすぐ
🔥賀茂大橋付近(かもおおはしふきん)
見られる山:『大』『船』『法』
鴨川にかかる賀茂大橋の西岸は大文字を見る絶好のスポット。
混み合う可能性大!
🚇:京阪出町柳駅からすぐ
🔥北山通(きたやまどおり)
見られる山:『妙』『法』『船』
東西に延びる北山通。北山大橋より東側から妙法、西側からは船形が見える。
🚇:地下鉄北山駅からすぐ
🔥広沢池(ひろさわのいけ)
見られる山:『鳥』
送り火と灯籠流しの競演を見ることが出来るベストスポット!
🚌:市バス停広沢池・佛大広沢校前からすぐ
🔥渡月橋付近(とげつきょうふきん)
見られる山:『鳥』
嵐山観光とセットで楽しめる。橋の途中にある嵐山公園から見るのがおすすめ。
🚇:嵐電嵐山駅から徒歩3分
五山送り火とは?どうやって楽しむ?
どんな行事なの?
「大文字焼き」と呼ぶ人がいるが、正式名所は「五山送り火」。京都を囲む山々に「大」の文字2つ、「妙」「法」の字、船の形、鳥居の形をかたどった火を焚き、お盆に帰ってきた先祖の霊を、冥土へ見送る伝統行事。
いつどこで見られる?
毎年8月16日の夜に行われる。20時に「大」が点火され、以降5分おきに東から西へ順に点火。最後は20時20分の鳥居形で、炎上時間は約30分。
楽しみ方は?
基本的に鑑賞は自由。渡月橋など市内フリースポットで鑑賞ができるほか、京都駅の空中経路・大空広場では応募抽選による鑑賞会も開催。
どの山も登山はできないが、護摩木を事前に奉納することができる。
☝護摩木とは、祈願の内容を書き火にくべる木の札。五山送り火では、先祖供養のほかさまざまな願いに名前を添えて奉納する。「妙」「法」以外は各山で護摩木を受け付けている。
五山送り火の日程、時間、場所は?鑑賞スポットと楽しみ方のまとめ
京都のお盆のフィナーレ『五山送り火』を鑑賞してみてはいかがでしょうか?
昼間は京都観光、夜は『五山送り火』で、日本の夏・京都の風物詩を楽しみましょう♪
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